2014年3月20日木曜日

久々にものかき×ギルドな

もうそろそろ寝ないとなあと思いつつ、バレンタイン&ホワイトデーイベントを開催していらした某サイト様のホワイトデー小話のお返しにパソコン前でごろんごろんと悶えております。深夜だぞおおおお落ち着け自分んんんん!!!
相互サイトの方にしろ一方的にお気に入りにしてるサイトの方にしろ、基本あんまりアクションを自分からしにいかない上、現在の創作活動が休止中ともあって、やってくる人自体少なかったので、なんといいますか……。
ほんとにときめきました。ああ、創作って楽しいんだよなって。
なにアホなことを言ってるんだって感じですが、他の方の作品を見たりしてるうちにむくむくと膨らんでくるわけですよね。もうそゲフンゲフン想像力が(笑

勉強しなくちゃいけないし、やりたいゲームいっぱいあるし、学校活動やりたいし、バイト始まるしでいろいろありますけど……。
ちょこっとずつでも、ほそーくても、創作は続けていきたいなあなんて思った今日でした。

そして、なんのお返しにもなりませんし短すぎて泣けてきますが、バレンタイン裏小話:ものギルバージョンを追記に投下しておきます。自分の子……というかおばさんしか登場していないので、ご安心を。
ではでは、休むとしますかー。





バレンタインがやってくるよ


 リーチェルートは借りている部屋にある小さな台所を前に、普段着ている着物ではなくシンプルなエプロンを、頭頂部でまとめて残りは下ろしている長い黒髪をゆるい三つ編みにして毛先が散らばらないようにしていた。普段の格好と比べると年相応というか、ちょっとした奥様風である。

「ううむ……どうにも、菓子作りというのは普通の料理と勝手が違うのう……」

 そんな姿でため息をつく彼女の視線の先には、茶色……というよりところどころ黒炭のような色をしているものが十数個乗った鉄板があった。

「溶かして、混ぜて、じっくり焼くだけと聞いていたのじゃが、どうしてこんな不思議物体になってしまうのじゃ」

 すでに冷め始めているそれを一つ手に取り、割ってみる。するとぱりぱりの表面からは想像できない、ねとりとした中身がたれてきた。焦げている上に生焼けなチョコレートクッキーに、リーチェルートは泣きそうな表情を浮かべる。
 レシピはきっちりメモしてある。恐ろしげな顔に似合わずやたらと美味な菓子まで作れてしまう、自身の所属するギルドのマスターから根掘り葉掘り聞いたものなのだから、こうなってしまうのは自分の技量が足りていないのだろう。そこまで考えて、リーチェルートはそっと窓の向こうを伺った。
 ちらちらと雪が舞うウィンドベルの町。そして、明日の一大イベントへ向けて、もう日もすっかり沈んだというのに弾んだ人々の声が聞こえてきた。

「……とにかく、やるしかないの、じゃ!」

 そう気合いを入れ直すと、リーチェルートは比較的まともなクッキーを皿に避け、新しい生地を作り始めた。
 そうして慣れぬ菓子作りに奮闘している間に、空は明るくなっていった……。





そうして、あの黒焦げクッキーは作られましたw
料理そのもののスキルはあるのですが、お菓子はなかなか……というか、レシピとかがしっかりしてても機材もしっかりしてないと難しそうですよね。
ちなみに、やたらと短いのは企画元のお子さんを借りてホワイトデー小説自分でも書けないかなーと思ったのですが、挫折した結果です。十分素敵なホワイトデー小説見れたので大満足です、書きません!!←


そして雑にもほどがありますが、ペイントイラスト。調理時のリーチェさん。
髪も下げてるし着物も着てないしぶっちゃけ誰てめ絵ですね!!!←

0 件のコメント:

コメントを投稿