それでは、追記から始まります。
スタンダードについては、図書館のほうに実は専用ページがありまして、キャラ紹介とか今までの流れとかは全部そっちにまとめてあります。
二年前からかけらも更新してねぇけどな!!!!!!!
というわけで、
皆様久しぶりなこのお話……
作者と一緒に思い出しながらどうぞor2
※
クエストなんてこねぇじゃんか~、とだらけきった声が室内に響いた。
「なんか言ったか」
「ちょ、ちょ、睨むのはいいんだけど前髪ばっちんてやるのやめてくれないかノーラス!? それ雷だろ、ミニ雷だよな!?」
「安心しろ、俺に害はない」
「お前の心配じゃなくて、たまにこっちにはね飛んでくるのが恐ぇんだよっ!!!」
『宿屋&クエスト遂行ギルド支部 雨上がり☆』のフロント前。初めてディムとノーラスが訪れたときと同じように、カウンターの上に行儀悪く座りながら、硝子コップをジャグリングしていたエレオノーラが、鼻から眼鏡をずり落としながら笑った。
「だぁってぇ、このグループに依頼が回ってくるなんて、よっぽどのことだもーん。大体、ここにグループ拠点が作られたのってえ、あたしがギルド本部でちょびっとオバカやらかしちゃった罰みたいなものなんだもの~」
「…………ちょっと待て、なに、ここほんとはあんたのおしおき施設だったわけ? それなのにどーしてメンバーが集められてんだよ!?」
「あはっ、よくぞ聞いてくれましたリスっち。親分さん曰く『問題児に問題児預けた方がまとめて面倒みれるだろ』だってさぁ~!」
「最初から最後まで厄介者扱いされたあげく、そんな理由でここに飛ばされたワケ俺ら!?」
「やかましいっ」
「がほぅっ」
さすがに我慢の限界に達したらしいノーラスが、指先から紫電を放った。細い糸のようなそれは、過たずディムの眉間を貫き、一瞬で昏倒させてしまった。
エレオノーラの無邪気そうにみえる拍手の音だけがフロントに響く。普段は腕にはめている腕輪を磨き終えたノーラスは、小さくため息をついてエレオノーラに声をかけた。
「だが、俺たちがあんたにあの馬鹿げた洞窟へ向かわされて、もう二週間経つ。主力……と思いたくもないが、今のところグループで前衛と言えるあのバカが完全に動けるようになったのがたった三日前だがな。さすがに、丘の向こうの村から簡単な頼み事すらないということは」
ノーラスは一度そこで言葉を切り、宿屋の二階へと通じる階段をちらりと一瞥してから、自身の考えを口にした。
「あんた、依頼が来なくなるようなへまをここでしたんだろう。今ここがこうして機能しているのは、親であるギルドが支援してくれているからか」
……続く
※
なんだこのダメグループは。
仕事が来るぜ!というテンションになるのはもう少し先かなあ。
でも、いいな。これ。
無理せずブログ書くときにだかだか書いて、そのままばってだせばいいんだ!
あとから修正&矛盾が恐い!!!←
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