2011年7月11日月曜日

遠野観光・れぽ?

まあ、半分近くがアクシデントに対するグチにもなっています。



今回、純粋に観光を楽しんだ! というのがかなり減っていますが……いや楽しかったんだけど……



まあ、そんな妙なテンションにさせられるレポです。興味ある、グチくらい許せる、レンズ馬鹿だなーと思う方、追記からどうぞ~。








ぶらーり一人旅:遠野編


なんかソレっぽいタイトルですが、単に一人でお出かけしたよっていうだけですよ! 手ブロでレポしようかとも思ったけど、そんな気力ねぇよwww って思ったから、ブログでひたすら文字と写真を使ってお送りするよ。


んで、あの、はい。実は一人で遠出って人生初めてです。ていうか、一人で電車に乗ることすら、まだおぼつかない人間ですよ?
すごいもう、朝から駅員さんに聞きまくった。「どの切符で遠野まで行きますか?」「この切符で出発する電車のホームはどこですか?」 ……駅員さんの対応が、気持ち子供を扱うような感じだったのは目をつむろう←
まあとにかく、必死でしたねぇ。自分の気が変わらないうちにって、前日にばたばた準備して、次の日は六時半に頑張って起きて……。やればできるじゃん自分。


んで、揺られ揺られて一時間半。


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遠野到着です! こういう感じの駅って初めて見ました。大体、私が見たことある駅って地元の中途半端な規模の駅や、札幌、東京、盛岡みたいな超立派なところって落差激しかったので……なんかホッとした。


んで、さっそく遭遇。


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意外とコワイよねって思いました。ただ、駅で売ってたマスコットは超可愛かった!


その後、観光センターでおじさんとおしゃべりしつつ、自転車をレンタルして意気揚々と出発したのですよ。もう、超楽しみだった。
ちなみに、このときの目的地は「遠野ふるさと村」。自転車で頑張れば、一時間の距離だと教わりました。いえい。


……ここから私の馬鹿伝説が始まる……。
(※ 半分以上がグチです。そして私の対応が愚かです)


駅を出発して五分ほど。道ばたに木陰があったので、そこで一旦休憩しつつ、「そうだ、ミクシィとツイッターでつぶやいてやろ」と携帯をぽちぽち打っていたら、突然自転車に乗ったおじさんが近づいてきました。


「観光かい?」「は? あ、ええ……」
「どこまで行くんだい!」「……ふるさと村、まで(←素直に答えた、一番愚かな対応)」
「おお、俺ん家すぐ近くだからよ! ほれ案内してやるさ!!」


えええええええええええええええええええ。


俺の一人旅を邪魔するなよ!!!!!?
そう叫びたくても、見知らぬ人に声をかけられた時点で緊張マックス、あんまりにもぐいぐいと方言で語ってくるおじさんに負けた私は、結局その人と一緒にふるさと村まで行くことに。


……途中、「おお、その道だと時間くうからな。ちかまわり(近道)すんべ、ほれ曲がれ!!」とか言われて全然分からない道へ誘導されそうになったので、慌てて「伝承園にも行きたいのでこっちで!!!」と叫び返してひたすら走りました。
もう、心の負担半端じゃない。
一人のんびり景色を見ながらサイクリングしたかったのに、方言ばっかりで八割方意味の分からないことをしゃべるおじさんがずーーーーーっと隣にいるんですもん。


はあ。


で、着きました伝承園。こちら、古い建築物を保存したり、資料館みたいになってるところなんですが……おじさん完璧にガイド役になりました。方言マックスでひたすら私を連れ歩く。しかも、入園料勝手に払うし!!! 恐ろしくなりました。だってお金絡んだら厄介なことにしかならないじゃないですか。
「いやいいです!!」って叫んでも、おじさんはすぐにお金払っちゃうし……受付のお姉さんもニコニコしながら二人分受け取っちゃうし……。


ごほん。


その後、やっかいなもんと一緒に、伝承園を巡りました。


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でっかいお家!


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奥の方にあった、フリースペース的なおうち。なんか語り部さんがいそう…


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一番見てみたかった「オシラ堂」。壁一面のオシラサマ、大迫力。


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生きてる蚕もいっぱいいました。生糸づくり盛んだったようで、機織りもそこかしこに!


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立派な水車。きちんと中も動くようになっていました。



で、見回ったあとはさらに自転車でふるさと村へ。
(この間もずっとおじさんはついてきました)


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そして、ふるさと村について、やったー!としていると、おじさんそこで別れるかと思ったら、勝手に二人分入園料払ってさらに行く!! もう何ナノこの人!?
…………まあ、さすがにイライラもマックスだったので、おじさんが勝手にずんずん進んでいくのを止め(私がのんびり見たいところで話しかけてきたり、次へ行くぞとせかしてくるので本当に腹が立った)、やっとこさ受付のあるビジターセンターで「もういいです」と言えた私。
ホント、馬鹿だった……伝承園でそれやればよかったのに……。
「そうか? そうか?」って言いながら、おじさん私を見ながら出て行きました。ある意味、二ヶ所分の入園料を猫ばばしたがきんちょのような気もしましたが、もう、やっと開放!


おじさん乱入で、自分の中のタイムスケジュールが大幅に狂っていましたが、そこでお昼ご飯を食べ、きちんと自分のペースでふるさと村を散策しました。


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レストランでいただいた天重。久々の天ぷらにテンション上がった~。
おそばも美味しかったです。


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駐車場から村の間にはちょっとした林道がありまして、涼みます~。


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発見した池に浮かぶのは、たくさんのスイレン! 白と赤二種類ありました。


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伝承園で見たものとそっくりなお家がたくさん並んでいます。
これ、様々な時代劇ドラマで舞台として使われたこともあるそうですよ?


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丘の上から見下ろした風景。良い天気ですね~。


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ふらふらしていたところで見つけた休憩所。特盛かき氷いただきました!
(写真は食いかけ;;;)


村の中でも、一人歩きしていると変なおじさんに絡まれかけましたが、なんとか全ての場所を回ることができました。
……本当ならジンギスカンも食べるはずだったのですが、時間と腹具合の都合からそれもできなくなり、しばらくふるさと村で涼んだ私は、自転車をぶっ飛ばし駅へ帰りました。


まあ、その道中日が照りつけること! じりじりと肌を焼く光線に辟易としながらも、なんとか帰ってこられました。
本当は駅近くにも、行ってみたい資料館があったのですが、体力はほぼゼロだったので……観光センターのお姉さん方とおしゃべりして、お土産を選んで時間をつぶしました。
そして、遠野昔話が書かれた本や絵はがき、カッパのぬいぐるみなどを買って、電車へ乗り込み、帰還!


……いやあ、長かった(・△・)<ポカーン


ここまでアクティブになったことって、人生でそうそうないです。
あと、私は一番最初にあのおじさんを拒絶すれば、もっと楽しかったろうよ。一つ学んだね、私。


……ちなみに、そのおじさんのことをオカンに携帯で報告すると「道中一緒になっちゃったあんたも馬鹿だけど、それはあれだ、男連れて行けばまず声かけてこないよ!」とのアドバイス。
一人旅したいんだよマイペースに!!! しかも男って、男って!?


そんなこんなで、ばたんきゅーとしつつも、真っ赤になった両腕を冷やすのに余念がないレンズでした。
まだ熱いんだけどこの腕;;; どうしよう、早く黒くなってくれないかな……!


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