2011年4月20日水曜日

絶頂期。そろそろやばい

とりあえずタイトルはおいといて。←



真樹さんがバトンの回答をしてくださって息子描いてくださってもうぎゃぼあああああ状態なのですが、そのなかで。



「ステントラに育てられていた頃のガイル」



ってワードを発見しまして。



いえ、うちの子あれですから。描いてくださーいむしろ喜びますよーっていう同盟入ってるのでもういつでもフリーダムです。皆さんのお時間さえあれば。



……あ、ちょっと話脱線した。



とりあえず、ふと思ったのです。「…………ちびぃガイルって最近描いてないな」



そんなこんなでガリガリデジタル描きしてしまいました。あと、書きます←





…………つまり小話もう一本いくってことだよ!!! 一発本番だから不完全燃焼の可能性大だぜ!!!



じゃあタイトルはもう適当に決めるけど「不審者の子育て日記」で(エ



内容はタイトルに準ずるとは限りませんのであしからずwww








Photo_2




「……ステントラ」
「ん? なんだーガイル」


 二人で旅を始めてから、しばらくした頃。
 荒野を徒歩で横断していた二人は、雲で月の隠れてしまっている夜、適当な岩場を見つけてその影で野宿をすることとなった。そのときのおはなし。


「お前さ、いつもポンポンポンポンとどこからそんな荷物取り出してんだ?」


 ガイルがステントラの教えを受けながら、たき火の大きさの調節をしつつ尋ねる。今まさにふところをまさぐっていたステントラは、その言葉にぴたりと動きを止めた。


「……ガイル、そこはつっこんじゃあアカンのよ」
「口調変わってんぞ。ってか、ライフルとかバズーカとかもかなりでかいのに、いつの間にかマントの中から出すよな……そんなかどうなってんだ?」
「あ、こら!」


 たき火をいじるのに飽きたガイルは、興味津々といったようすでステントラのマントに飛びつく。こらー、ぎゃー、とか叫びながら抵抗するステントラを無視して、もぞもぞとマントに潜り込みつつ。


「…………ない」
「ふふん、俺天才マジシャンだからな! どんなものでも出せてしまえるんだぜっ」


 と言いつつ、ステントラはガイルが潜り込んだのと反対側のマントの裾に手を突っ込み、数日前に買い込んだ干し肉の詰まった革袋を取り出した。それを見て、ガイルが今度は反対側へ移動する。


「ちょっとお前くすぐったいし面白いんだけど」
「…………ない」


 ぶう、と頬を膨らませて、ガイルはばさばさとマントをいじる。


「ステントラ、種明かし」
「ム・リ☆」


 とたん、べしべしげしげしとマントの中で攻撃が始まった。


「いだっだだだちょっとガイル脇腹を直接蹴るんじゃないっつのいだだっ」
「別にいいだろっ。ちょっとくらい!」
「ってぇたき火! 消えるからちょっと持ち直してってば、あーもうこの子なんなの!」


 ……最終的に、マントの上から頭を押さえつけられ、いつの間にか脱ぎ捨てられたそれでぐるぐる巻きにされ、ガイルが身動きできなくなったところで、攻防は終わった。


(精神的に幼いかなーとは思ったけど、いや、うん……まあまだ可愛いからいいか……)


 未だにマントをいじって首をひねっているガイルをほほえましく眺めながら、ステントラはまさに風前の灯火と化しているたき火の復活作業にいそしむのだった。





終了。終了ったら終了。


なんでだろうね? ガイルを可愛く書くかーってなったら違和感ばりばりだけどどうしよう。


最初これ書いてる途中、ガイルが勢い余って不審者の腹にダイブするシーンもあったけどそれはやめておいた。ステントラ多分復活できなくなる、緑石頭だから←


本日はこれにて。


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