2009年4月24日金曜日

家なき鳥

珍しいジャンルの小説を読みました。ファンタジーではないのです。現代です。それでもちょっと昔かな?











インドが舞台で、とある少女の人生の一部を一人称形式で語っていました。なんか、イメージしててとても可愛いな~って思える主人公で。



十三歳でお嫁に出されるっていうのが、リアルで、現代で、あるんだと思いました。ヒンディー語が結構出てくるもので(『マー』や『バープ』など)、自分的な読み方としては異世界の物語って感じで。けど、ガンジス川とかコンピュータとか出てきたときには、ああ、リアルなんだやっぱり、と再確認。



ハリとコリーの夫婦は、もうちょっと続いてくれればなぁって思ってました。そうすれば、もっとハリとの心の距離が近づいて、サスがなんか言ってきても、ハリがコリーを守ってくれるんじゃないかって。まぁ、あのサスなら何やっても無駄だと思いますけど。あ、サスっていうのは姑です。主人公コリーをいじめ抜いてくれました



ハリが亡くなって(重い病にかかっていた彼は死ぬ直前に、コリーが持ってきた持参金を元手に両親によってガンジス川へ連れてこられてました。死にかけてるのに、ガンジスで沐浴はダメだろう……そして、あそこの水飲んだらダメだろう……)、サッサー(ハリの父さん、コリーに優しかった)が亡くなって、ハリの妹は嫁に行って、家にはサスとコリーの二人きりになって。この時ほど、物語の急展開を望んだことはないです。サス、意地悪すぎる。



まぁ、でも、そのあとサスに知らない町に置き去りにされて、コリー不幸のどん底!ってときの出会い。ラージに惚れたよオラァ。



勝手に値切ったサスからお金もぎとって、コリーに助言して助けてあげて、かっさらってっちゃった。かーっこいーw



あと、まぁ、ダースさんのお店にも行ってみたいなぁ、と思いました。コリーの縫った犬とガチョウの刺繍、ぶっちゃけ欲しい。で、眺めて一人ニヤニヤしたい。……はたから見れば危険な人だな?











こう、物語に滑り込んでいって、怒濤のように読み込んでいくんじゃなく、のんびりと小川の流れにのるような感じで読み切りました。『食堂かたつむり』のときとちょっと似てます。あれも最後、ほうっとするようなラストでした。



たまには、今まで読んだことのないような話にトライしてみるのも面白いですね。



今のところ、もう二冊図書館から借りてます。『草祭』と『つるっつるの脳みそ』。たぶん、後者は今週末には読み終わるかな。けっこう楽しい。『草祭』はまだ数ページしか読んでいないなぁ。



最近、ネットじゃなくて、オフで読みたい本が増えてきました。『ライラと黄金の羅針盤(だっけ?)』とか『十二国記』、『三国志』ももう一度トライしたい。『阪急電車』『海の底』など、有川さんの読み損ねたやつとか。



そんな感じで、追記の方に拍手返信をのせます。





04/23


真樹さん >> ただいまです! 彼らのテンションに天井が見えません; 自分でも、書いていてだんだんうざったいというより、愉快でしょうがありません。ガイルと彼らを鉢合わせさせたいのは山々なんですけれど、鉢合わせしてしまうと……姐さんの出番が消えてしまうので;;; 兄妹VSガイル漫才は脳内補完ということでお願いしますm(_ _)m  ……はい、無理せず、修復できそうなところから修復していきます。まぁ、あんなこと一年に一回あるかないかなので(^-^;  これからバリバリ本を読み書きしますよー!



他にも無言ポチありがとうございました~。


おやすみなさいです!


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